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別居時、注意しておくべきこと3選!

2021年2月5日 | admin

旦那の横暴な振る舞いにはもううんざり!

 

別居してせいせいしたい!

 

そんな風に思われる奥様、いらっしゃると思います。

 

今回は、別居するにあたって注意しておくべきことを3つご紹介します。

 

 

1 生活費の確保

 

まず、別居後、もっとも困るのは生活費です。

 

ご自身に十分な収入がある場合は別ですが、収入がない、もしくは少ないといった場合、また、これに加えて、お子様がいらっしゃって生活費だけでなく学費もかかるといった場合など、相手方が生活費を支払わない態度をとっていると、別居したとしてもなかなか生活していくことが困難となります。

そこで、このような状況に陥らないようにするために、以下の方法が考えられます。

 

別居時、夫婦共有財産から、相当程度のまとまった金額を下ろしていく

当面の生活のために、ある程度まとまった金額を持ち出すことが考えられます。

なお、この持ち出した財産については、基本的には後の財産分与の協議において清算されることとなります。

 

別居後、すぐに婚姻費用分担請求の調停を申し立てる。

別居後はすぐに婚姻費用、すなわち生活費を請求する調停を、家庭裁判所に申し立てる必要があります。

婚姻費用は、未払い分があっても、請求がなされていなければ、さかのぼって請求していくことは難しいので、別居直後にしっかり申し立てておきましょう。

別居時に持ち出した金銭も、限りあるものであり、一時的なものにすぎませんので、生活を安定させるには、婚姻費用を請求することがマストとなります。

 

調停が成立すれば、調停で決まった金額が相手方より支払われることになりますので、とりあえずの生活は安定することになります。

 

 

2 財産の把握

 

離婚を見据えた別居が完了してしまうと、その後、相手方がどのような財産を保持しているのか、調査が難しくなり、財産分与の協議の際に、不利益を被ってしまうことがありえます。

 

そのような事態を回避するために、別居前には、必ず相手名義の預金口座の情報や残高、積立型の生命保険の情報や可能であれば解約返戻金の金額、株式の有無等財産関係は調べて、その情報を把握しておきましょう。

 

また、お子さんがいらっしゃる場合、養育費の協議もすることになりますので、相手方の源泉徴収票や確定申告書のコピーなども控えておいた方がよいでしょう。

 

 

3 住民票の閲覧制限手続

 

DVやストーカー行為の被害に遭う可能性があり、相手方に別居後の住所を知られたくない場合には、市役所で住民票の閲覧制限の手続をとることができますので、必ず手続しておくことが重要です。

 

 

以上、別居時に注意しておくべきこと3選でした。

 

その他、気になることがあって相談されたいという方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

弁護士 正木 耕平